夏のきものと半衿

今日はなんて暑いんでしょう?

まだまだ梅雨の中ですが、昼間歩くとじりじりと

暑さが体に食い込んでくるようです。

今日は襦袢なしで有松絞りの浴衣を着ていますが

ふわふわした絞りの布は体から離れ、空気の層を作ってくれるので

着物の中では快適に着ることができるようです。

そして、昼の間は白湯。

冷たい飲み物を飲みたいところですが、

ここはあたたかい飲み物を。

そうすると暑さが少し遠のくような気がします。

今日のように半襟なしで着物を着る時もありますが、

ちゃんと半衿を付けて夏着物を着たい時もあります。

そんな時にオススメ夏の半襟。

夏の半襟

色は涼し気な白、グレイ、

素材は透け感のあるオーガンジー、リネンなど。

オーガンジーの半襟は一年中使っていただける便利な半襟です。

絽半襟と重ねると、さらにさらに夏の半襟らしくなります。

清流に重ねた雪の結晶。

雪は冬のモチーフですが、夏に用いると涼し気感があってよく使われます。

夏の半襟は、どれを使ったらよいでしょう?という質問をよくいただきますが、

見た目涼しげであることと、着物との布のバランスかなと思います。

※自分で楽しむ着物のことをお話ししておりますが、

相手や先様に合わせる必要のある、お茶とセレモニーは別とお考えください。

夏場にボリュームのある素材の半襟は

見た目も暑苦しいし、着ていても襟周りがもわっと熱い。

リネンは汗を吸ってくれますし、乾くのも早いのでありがたい素材。

汗っかきの女性は通年朝の半襟を好みます。

涼しい顔してさらっと夏着物を楽しみましょう♪

富士商会では夏も楽しい半襟をそろえております。

ご注文いただいてお作りしますので、

使う予定のある方はお早めに注文してくださいね。